腰は身体の大事な要

多くの現代人が抱える「腰痛」について知ろう

腰痛になりやすい職業と対処法

腰痛になりやすいといわれる職業は3つある。1つ目は看護師である。看護現場では身動きが難しい患者を支えるシーンが多く、全身の体力を使ってサポートにあたることになる。特に看護師は中腰姿勢で仕事をする時間が長いため、腰に負担がかかりやすいといわれている。

2つ目は保育士である。保育士は子どもと接する際に、子どもを抱きかかえることが少なくない。重たいものを持つことが腰痛の原因として挙げられることもあり、保育士が腰痛になりやすいというのは頷けるだろう。

3つ目はデスクワークである。ずっと座りっぱなしになってしまいがちなデスクワークの方も腰痛になりやすい職業だ。人がずっと同じ姿勢でいると血流が悪くなり、筋肉も凝り固まって身体に良くないとされている。もちろん腰にも悪影響が及び腰痛を引き起こしかねない。同じような理由で、立ち仕事の方も腰痛になりやすいとされている。

職業が原因で腰痛になってしまった人ができる簡単な対処法は、こまめに姿勢を変えるということである。中腰姿勢や座りっぱなしの仕事が多い方は、休憩中や業務の隙を見計らい、身体を上に伸ばすストレッチをしよう。曲がった腰や背中をこまめに伸ばしてあげることで筋肉が緩み、腰痛になるリスクを下げられる。

また、重たいものを持つ機会が多い場合は、腕や腰の力に頼るのではなく、全身を使って持ち上げることを意識したい。足を曲げて重心を落とし、背筋と腹筋で支えながら持ち上げることで、腰に負荷が集中することを避けられる。姿勢や支え方で簡単に負荷を分散・解消することができるため、腰痛に悩まされている方はぜひ試してほしい。

今回、情報収集の中で看護師に向けた腰痛情報サイトを見かけた。ここに腰痛の概要や腰痛予防の対処法などが詳しくまとめてあったため、一緒にリンクを貼っておく→放っておかないで!看護師に多い職業病【腰痛】